食っちゃ寝のmです!体重計に乗るのが怖くて乗ってません!(ぉぃ
雪がたくさん降るので雪片付けでカロリーを消費してるかと思いますが、たぶんそれ以上に食べてますw
そうだ!初売りでこれ買っちゃいましたw
レゴのベスパ!
一目ぼれで買ってしまって、さくっと作成しましたw
かわいい!
mもご多分に漏れず昭和レトロにはまり中ですw
ラノベ『じょっぱれアオモリの星』レビュー
アオモリの新聞なんかにも広告が載っていたのですが『じょっぱれアオモリの星』を読みましたw
読んでみた青森県民であるmの感想などを書いてみようと思いますw
概要
主人公である魔術師オーリン=ジョナゴールドはギルドを追放されてしまう。
その追放された理由がなんと
「訛りすぎてて言葉が聞き取れず、危機的な状況の場合にパーティーを危険にさらす恐れがあるため」
5年も王都にいたにも関わらず、ツガル弁訛りがとれなかったのだ。
だが彼には偉大なる才能があったのだ。
そう。
アオモリは寒くて長々と話していると口に雪が入ってしまう。
アオモリの民はツガル弁で言語を最高にまで圧縮して話しているのだ!
そのアオモリ出身のオーリンは、無詠唱にも近い圧縮された詠唱ができたのであった!
そんな彼を追ったのが特殊スキル【通訳】を持ったレジーナ。
二人は自分たちのギルドを作るため旅立つ……!
感想
そんなわけで追放モノのお話です。
私はどうにも追放モノは好きではないのですが(復讐メインが多い)、この話は主人公の才能を見抜いていて「旅立ちなさい」といったニュアンスです。
こういうのは好きですw
詠唱の圧縮も津軽弁の特性を活かした呪文になってますね(爆
津軽弁を抜いたストーリーとしては、とてもあるあるで普通で王道です。
途中で出てくる「ワサオ」は、青森に実際にいた人気ワンちゃんですねw
通訳時は説明カットされているのですが、オーリンの会話文には絶妙に青森県民にだけ伝わる小ネタが含まれていますw
どんな感じかというとオーリンは「ねぶた祭」といってるけど、通訳時はただの「祭り」と訳されていますw
呪文について
では青森県民のmが少し呪文の説明をば(爆
作中でよく使われている以下の呪文。
「拒絶(マネ)」
マネ、は「ダメ」といった意味です。
用法としては、
例えばそーっとお菓子をつまみ食いしようとしてるときに
「マネよ」
と言われたら「ダメだよ」と言われた感じです。
何か提案したときに
「それ、マネびょん」
と言われたら「それ、ダメだと(うまくいかないと)思うよ」と言われた感じですw
「上位拒絶(マネ・デヴァ)」
これは
「マネってば」
という意味です。「ダメって言ったでしょ!」「ダメだから!」みたいに、実際にちょっと強めの言葉ですw
「極大拒絶(ノッツド・マネ)」
「のっつど」は基本的には「たっぷり」という意味です。
なので青森の私としては少し違和感です(^-^;
「のっつど」を使うときは例えば
「のっつど叱られて(たっぷり叱られて)」
「のっつど盛ってけ!(たっぷり盛って!)」
こんな感じでしょうかw
なので、「のっつとマネ(たっぷりダメ)」は使いません。
「のっつど」を使うとしたら……
「のっつど叱られたんだはんで、マネもんはマネよ」
(たっぷり叱られたんだから、ダメなものはダメだよ)
でしょうねw
で、強調を使うとしたら「たげ」です。
「たげ」が英語で言う「very」の意味です。
気持ちが入ると「たんげ」になります。
なので
「たんげマネな!」と言われたら「むっちゃダメだな!」と言われていることになりますw
「水鏡刃(ウルガス)」
「うるがす」は「水につけておく」といった意味です。
「うるがしといて!」と言われたら「水につけておいて!」みたいな意味になりますw
ちなみに呪文ではないけど
「じょっぱり」
は、作中でも説明されていますが、強情とか意地っ張りとかそういった意味です。
けど、たぶん「じょっぱり」と言ったらお酒が出てきますw
そういう銘柄の日本酒がメジャーです(爆
「じょっぱれ」という言葉はたぶん使わないかな、といったところ。
近いニュアンスで「けっぱれ(がんばれ)」はよく使いますw
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津軽弁……意識はしてなかったですが確かに呪文っぽいですね!
こんな記事もあったくらいですw
「まね」は今勉強しましたね。
では〇〇くん、訳してみてくださいw(何
私なんかは津軽の父と南部の母のハイブリッドなので、青森にある津軽弁、南部弁が入り混じっている状態です(爆
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『じょっぱれアオモリの星』は青森県民としてとても楽しめましたw
もちろん津軽弁を知らなくても読めるようになっています。
けれど知っている人は爆笑モノですw
これがメジャーになると
・じょっぱれアオモリの星
この辺がアオモリの有名コンテンツになる感じですねw
アニメ化してほしいなー(ぅぉぃ