劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語
ごきげんよう、mです。
まどか☆マギカの映画貸出が開始されたとのことで早速TSUTAYAに行って借りてきましたw
何かと評判が別れていた……とのことですが、なるべく口コミを見ないようにしていたのです。
ネタバレしないように感想を述べるのなら……
百合映画でした!!(爆
ほの百合に見えるとかそういうのではなく、ズバリガチ百合でした。
ほむほむ、だって「愛よ!」とか断言しちゃってますからね!(ぉぃ
さすがほむほむです。
あと、さやかと杏子も仲良しになっていますw
さらにさやかが活躍します!
それとなのですが……新キャラで幼女が出ます。
こちらはなぜ追加されたのかよくわからなかったりしました。
その幼女のお陰で、マミさんがマダムからシングルマザーになったみたいになっています。
しかし、これは確かに好き嫌いが別れるでしょう。
mのサイトの百合SSがイケる人は楽しめるかと思います。
終わり方には賛否両論があると思いますが、まどかの本当の気持ちを考えると……。
そんなわけでガチすぎる百合が書きたくなったので書くとしましょうw
こちらR指定でお願い致します(ぅぉぃ!
まどか☆マギカ「映画after」
#シチュ:「転校」してきた鹿目まどか。ほむらはまどかの校内案内を買って出たのだが……。
――長く続く廊下。
屋上に近づくにつれ人気がなくなってゆく。
あるのは二人の足音と息遣い。
そして……私の早鐘のような鼓動。
「さっきはね……」
後ろを歩くまどかが恐る恐る声をあげた。
「さっきは驚いちゃったけど……なんかほむらちゃんと初めて会った気がしないんだ」
「…………そう?」
胸が苦しい……。
「うん……なんでだろ。懐かしいような……ううん、もっと大切な何かがあるような……」
まどかも私と同じ気持を残してくれている……。
まどか……。
まどか、まどか。
まどかが愛おしいの?
……違う。
その程度の感情なんてとうの昔に過ぎさっている。
「なんだかね、ほむらちゃんのそばにいてあげないと……そんな感じかな」
はにかんだ様子が伝わってくる。
まどかに触れたい?
……違う。
「えへへ……おかしいよね、いきなりこんなこと言うなんて」
「……まどか」
足を止め、まどかの方へ振り返った。
「どうしたの、ほむらちゃん?」
「まどか」
「?」
小首を傾げるまどか。
その顔を見るだけで、どうしようもない衝動が突き上げてくる。
「私も……」
まどかを、まどかの全てを――
私のものにしたい……!
「まどかとずっと一緒にいたい……っ」
「ほむ――」
まどかの小さな体を力いっぱい抱きしめていた。
その匂いが、体温が、そしてまどかが私に直接伝わってくる。
「ほ、ほむらちゃん……? 苦し――」
何か言おうとするまどかの唇に、強引に自分の唇を押し付けた。
「……っ!? ……っ!?」
それでも……。
それでも足りない……!
まだ全然足りないの……!
まどか……っ!
求めるように、奪うように、貪るように、暴力的にまどかの唇を自分の唇でついばむ。
「――!!」
カリ、という音と共に唇に鋭い痛みと熱が走った。
口に広がる鉄の味。
ぽたり、ぽたりと床に真紅の雫が落ちる。
「ごっ、ご、ごめんなさいっ! あの…その…いきなりのことで私ビックリしちゃって……けど……えと、ハ、ハンカチ……」
「本当に悪いと思っているのなら」
まどかの目を見据える。
「舐め取りなさい」
「……!! け、けど……けど……そんなの……」
「できないの?」
「………………」
ごくりと生唾を呑んだまどかが、そっと顔を寄せてくる。
そして……まどかの唇が私の唇へと触れた。
傷口に触れるザラリとした感触。
愛しの人からの――まどかの舌の感触。
そっと、最初は躊躇いがちに…何度も傷口を舐めとる。
何度も何度も繰り返すうちに躊躇いがなくなってくる。
「……ほむらちゃん……」
答える代わりに、私も……まどかの舌を吸うように唇で弄ぶ。
堕ちて行くまどか。
その様子が私の心を満たしていく……。
どこまでも伸びてゆく二人だけの影。
ずっと、ずっとこうしていましょう、まどか……。
暴走してごーめーんーなーさーいーっ!!
けどけど!
これくらいの展開は考えてしまいますよね!よね!(同意を求めるなw