ごきげんよう、mです!
木曜日になってしまいましたがかなたんでGOを更新です!
来週は私がまた東京出張でおりませんので、最終回は再来週となります。
ごめんなさいっ!
かなたんでGO!えくすてんしょん 第12回
素っ気無し、愛想なし、配慮なしの佳奈多が送る シュール系ラジオ。2009年にTraffic jamで全13回放送(書いた)。実際にお便り募集を行なっていました
再アップのついでにお便りを増量加筆して再度お届け!
***
こんばんは。
私は風紀委の委員長を務めている二木佳奈多。
それじゃあ、さっそく始めましょうか。
『かなたんでGO!』
はぁ…。
このラジオももう12回。
今回と次回の後2回で、このラジオもお終い。
これで私の仕事は終わりね。
別に私はあーちゃん先輩の代わりにやってただけだし。
だから……。
……。
……。
…なんでもない。
じゃあ、いきなりだけどお便りを紹介するわ。
どれにしようかしら?
これね。
では。
ラジオネーム・あーちゃん先輩(本人)さんより頂きました。
え? まさか……。
『かなちゃーん、今日もお疲れ様! 毎週楽しく聞かせてもらってるわよ。思い返せば、最初頼んだときはあんなに渋々だったのに、今じゃかなちゃんノリノリだもんね。紹介した甲斐があったってものよ(笑) それでさ、お願いなんだけど良かったら私も一回ゲストで出してくれない? お願いっ!』
あーちゃん先輩っ!
元はといえば、あーちゃん先輩がラジオをやるはずだったんじゃないですか。
はぁ…。
ゲストといっても今回と次回の2回しかありませんから、スケジュールが…。
え?
(なに、スタッフ?)
(もう来てる?)
(誰が?)
はぁ!?
(以下。あーちゃん先輩:あ、佳奈多:佳)
あ:かなちゃーん、来ちゃった♪
佳:あ、あーちゃん先輩っ!?
佳:来ちゃった、じゃないですからっ! 突然すぎます!
あ:大丈夫よ。
あ:きちーんと先週からプロデューサーさんとは打ち合わせしといたから。
佳:私は聞いてません!
あ:あれ、そうだっけ? そういえば言うの忘れてたかも。
佳:絶対確信犯ですよね。
あ:バレたか…。
あ:最近かなちゃんの元気なかったからサプライズってヤ・ツ・よ。
佳:私が?
あ:そうよー。仕事中の溜息も日ごとに増えてるし。
あ:やっぱりこのラジオ番組が次で終わっちゃうからかしら?
佳:ちっ、違いますっ!
あ:うふふっ、違うってことにしといてあげる。
あ:じゃあ早速いつものコーナーいってみよーっ!
佳:あーちゃん先輩が仕切らないでくださいっ!
佳:コ、コホン。では次のコーナに移るわ。
あ:言い直すなんて、相変わらずかなちゃんカワイイこと♪
佳:あ、あーちゃん先輩っっ!!!
あ:ハ、ハイ! どうしたのかなちゃん、いきなり大きな声出して?
佳:~~~~っ!
佳&あ:『かなちゃんのらぶり~アドバイス』
佳:リスナーの悩みを大募集。
佳:それをこの私、二木佳奈多が――
あ:と、今日は私ことあーちゃんが解決していくスペシャルなコーナー!
あ:今日選ばれた人はホント幸せねー。だってダブルよ? ダブル。
あ:ね、かなちゃん?
佳:はぁ…………。
あ:どったの? ずいぶんと深い溜息ね?
佳:なんでもありません…。
あ:そう? あ、それでお便りはこの箱から選ぶの?
佳:そうです。
あ:ね、選ばせてもらっていいかしら?
佳:もう勝手にしてください。
あ:さすがかなちゃんっ! じゃんっ、ぐるぐるぐるぐる……あ、かなちゃん、ストップって言ってね。
佳:ストップ。
あ:えー…これ!
あ:なになに、ラジオネーム・匿名希望さん! おめでとうー!
佳:お便りありがと。
『佳奈多さん、いつも楽しく聞かせてもらっています』
佳:そ、ありがと。
『ところで、佳奈多さんは「かなちゃん」とか「かなかな♪」など、色んな呼ばれ方を嫌ってますが、どう呼ばれるのが一番好きですか?』
あ:かなちゃんはやっぱりかなちゃんじゃない?
あ:それか……そう、かなたん! もしくはかなっぺ!
あ:かなちゃんって結構かわいい物好きだし、みんなも可愛く呼んであげて♪
佳:佳奈多様。
あ:……。
佳:……。
あ:……。
佳:冗談ですから。
あ:今の目、冗談には見えなかったんだけどー…私の気のせい?
佳:気のせいです。
あ:もしかしてかなちゃん、怒ってない?
佳:怒ってません。
佳:次。
佳:ラジオネーム・となりの井ノ原くんさんから頂きました。ありがと。
あ:いつも井ノ原くんのことみてるわねー。ありがとー!
『おととい井ノ原くんが不思議そうな顔で「なんで悪ぃことをすると手を染めるのにやめるときは足を洗うんだ?」と聞いてきたんです! わたし、答えられなくて>< 答えは何なのでしょうか!?』
佳:井ノ原のくせにそんなところを突いてくるなんて…。
あ:彼もたまーに鋭いことをいうからね~。
佳:これ、わかります?
あ:立ち仕事が多くて足がむくんでたんじゃない? 洗うとすっきりするわよ?
佳:スーパーのアルバイトじゃないんですから……。
あ:かなちゃんのその呆れ顔も私好きだわ~。
佳:ぐ…っ、あーちゃん先輩が何を考えているかわかりません…ハァ。
あ:あら、何も考えてないわよ? さ、次いきましょっ!
佳:ラジオネーム・銃さんから頂きました。ありがと。
あ:おっ、常連さんかな。ありがとー!
『佳奈多さんは十三と言えば何を思い浮かべますか? ちなみに自分はタロットの十三で死神です』
佳:誕生日ね。
あ:10月13日だもんね。
佳:なぜか13日って金曜日が多い気がするわ…。
あ:いいじゃない、花金よ、花金。
佳:それ、古いです。
あ:え、そう?
佳:次。
佳:ラジオネーム・匿名希望さんから頂きました。ありがと。
あ:ありがとね♪
『佳奈多さん、こんにちは』 こんにちは。
『佳奈多さんのお勧めのテレビ番組とかありませんか?』
佳:なし。
佳:次。
あ:あー待って待って! それじゃ匿名希望さんが可哀想でしょ?
佳:ないものはないですから。
あ:フフーン、ならこのあーちゃん先輩が答えるとしますか。
あ:私のお勧めは去年大ブレイクした『腰痛戦隊☆コシサポーターズ』よ!
あ:平均年齢78歳っていう斬新な設定がまた好感触!
あ:あれは第一話から熱い展開だったわね~。
あ:第1話『駆け抜ける激痛!遅すぎたヒーロー』!
あ:最初からクライマックスよ!!
あ:かなちゃんもはーちゃんと見たんじゃなかったっけ? どの話が良かった?
佳:あれは葉留佳につき合わされただけです!
佳:第七話『忘却!朝飯はまだか!』は葉留佳に言わせると神回らしいですが。
あ:そこを突くとはコアなファンねーっ! はーちゃんとは是非語り合いたいもんだわ。
佳:はぁ…次。
佳:ラジオネーム・ボディーソープより石鹸派さんから頂きました。ありがと。
あ:ボディーソープより石鹸派さん、ありがとね!
『二木さんはお風呂の時、どこから体を洗いますか? 私は右足です』
佳:足から? 私は――
佳:……。(もぞもぞ)
あ:……。
佳:…(もぞ)
佳:左腕からね。
あ:…………。
佳:……な、なんですか?
あ:い、今のかなちゃん、かわいかったーっ!
あ:かなちゃんね、もぞもぞと体を洗うふりをしながら考えてたのよー!
佳:なっ、あ、あーちゃん先輩っ!?
あ:見てた感じだと、左腕、右腕、そのあと下の方からおっぱ――
佳:――――っっっ!!
あ:もごごんご、もご、もごごごーっ(かなちゃん、口、押さえないでーっ)
佳:はぁはぁはぁ! こ、言葉に気をつけてくださいっ!
あ:ごめんごめん、ついつい。
佳:あ、危うく放送事故になるところですっ。
あ:まぁその反応だけで十分なんだけどね~。次、いきましょか。
佳:ラジオネーム・時をかけない少女さんから頂きました。ありがと。
あ:時をかけない少女さん、ありがとね!
『奥華子さんの曲ばかり聞いていたら気分がへこんでしまいました……どうしたらいいでしょうか?』
佳:マキシマムザホルモンで中和すればいいわ。
あ:……。
あ:かなちゃんってさ。
佳:なんですか?
あ:料理に塩入れすぎたら、砂糖で中和しようとするタイプ?
佳:そんなこと考えるのはあーちゃん先輩くらいですっ!
あ:え、うそ!?
佳:はぁ…次。
佳:ラジオネーム・筋肉革命さんから頂きました。ありがと。
あ:井ノ原君、いつもマメねぇ。
あ:もしかして…フフフのフ。
佳:?
あ:井ノ原君、かなちゃんにホの字だったりして。
佳:絶対嫌。
佳:次。
佳:ラジオネーム・佐々美さま親衛隊隊長さんから頂きました。ありがと。
あ:あー、あの娘達のお一人ね。ありがとー!
『わたしはいつもSS美様のそばから一時も離れずSS美さまをお守り慕っております。
どれくらい敬愛しているかというと、後ろを歩いたときのSS美様からほのかに流れてくる匂い…嗅いでいるだけで頭が溶けて失神しそうになります!
あとソフトボールの後のSS美様の真珠のような汗っ! はぁぅ…すぐにわたしのタオルでふいてあげます! 丁寧にじっくりと撫で取るように拭きとってさしあげます。あ、わたしのことなんて二の次でSS美様の後にそのタオルで拭きます。
それっっっっくらいSS美様を敬愛して止みません!
けれどあのSS美様の敵、にっくきR・Nッ!!
力をつけてきて、近頃では女神SS美様を打ち負かすことがあります!!
打ち負かすとアイツはSS美様の神聖なる靴下とかを奪っていきやがるんです!!
けどそのとき、わたしは、わたしときたら……
屈辱に打ち震え涙目のSS美様が、無理やり宿敵R・Nに、そのおみ足から靴下を脱がされている様子を見ていたら……わたし……わたし……ああっ、もう辛抱たまりませんっっっ!! はーっすはーっすはーっす!!
敬愛するSS美様が屈辱に耐えていらっしゃるのに、わたし、おかしくなってしまったのでしょうかっ!?!?』
佳:最初からおかしいようにしか思えないんだけど。
あ:世の中にはまだまだ知らない世界が広がってるみたいねぇ。こういうのってアブノーマルっていうんだっけ?
佳:私に聞かないでください……。けど彼女、周りにアブナイ人ばっかりいるわね……。
あ:時間的に次で最後?
佳:そうですね。ラジオネーム・ねこねこにゃんにゃんさんから頂きました。ありがと。
あ:ありがとね~。
『大変だっ!! ウチの馬鹿兄貴がロリ・ショタ・ホモの三重苦に悩んでいるらしい! みおが言っていた。馬鹿ながら可哀想だ。どーすれば助けてやれるんだ?』
佳:救いようがないわ。諦めなさい。
あ:あー、けどきっと本人は悩んでないわよ?
あ:それにしても棗君、下にストライクゾーン広いわね~。
佳:本名出さないでください…。
あ:え、あっ、しまったぁ…。
あ:あっちゃー…ここ編集でピー入れておいてくれない?
佳:不可能です。これ、生ですので。
あ:え、うっそ!? ま、いっか。棗君だし。
佳:はぁ……。
佳:では、ねこねこにゃんにゃんさんからのリクエスト曲で今日はお別れよ。
佳:キョン妹で『妹わすれちゃおしおきよ』
あ:SEE YOU!
佳:また来週。
佳:はぁぁぁ…………――――。
佳:今日は異様に疲れた……。
あ:あら? 私は楽しかったわよ?
ネタ補足。
『腰痛戦隊☆コシサポーターズ!』
以下、サブタイトルw
第1話「駆け抜ける激痛!遅すぎたヒーロー」
第2話「年金ギリギリ!!ぶっちぎりの通院費!」
第3話「継続購入決定!飲めヒアルロン酸!」
第4話「灯台下暗し!?婿養子の卑劣な罠」
第5話「昨日のように鮮明!満州はいつもクリアビジョン」
第6話「思い出せない!昨日は何してた?」
第7話「忘却!朝飯はまだか!」
第8話「レッドはロリコン?18歳年下女性(61)との危険な恋!」
第9話「孫襲来!お年玉は2000円」
第10話「ブルー心停止!?孫の強烈一言」
第11話「孫じゃない!?振り込め詐欺の巧妙な手口!」
第12話「衝撃の真実!あの子は総入れ歯」
最終話「イエロー緊急入院!戦隊続行不能!」