ごきげんよう。mです!
4月1日。今日から新学期スタートですねw
心機一転何かをはじめられた方もいるかと思います。
さて、私はというと今日から毎日英語のレッスンをはじめました!
がんばってペラペラになるぞーおーっ!
それでは水曜日。これをいってみましょうかw
かなたんでGO!えくすてんしょん 第5回
素っ気無し、愛想なし、配慮なしの佳奈多が送る シュール系ラジオ。2009年にTraffic jamで全13回放送(書いた)。実際にお便り募集を行なっていました
再アップのついでにお便りを増量加筆して再度お届け!
***
こんばんは。
私は風紀委の委員長を務めている二木佳奈多。
それじゃあ、さっそく始めましょうか。
『かなたんでGO!』
はぁ……すっかり板についてきた自分が嫌だわ。
2ヶ月目突入ということでラジオのタイトルが変わったそうよ。
新タイトルは『かなたんでGO!』
タイトルを考えてくれたのはラジオネーム・ナイトレイさん。
前のあーちゃん先輩が考えてくれたタイトルよりセンスがいいから変更には異論はないわ。
フン…………ありがと、良かったわ。
それと、ラジオ放送は1クール予定だそうよ。
全13回。今日で5回目だからあと8回。
あと8回って……はぁ。
さっそく一枚お便りを紹介しようかしら。
ラジオネーム・寮長と呼ばないでさんからもらったわ。
『かなちゃんお疲れ様~! いやいやいや~どうなるかと思ったけど軌道に乗ったみたいじゃない! 私もかなちゃんはやってくれると思ったわ(笑) あ、そうそう。「かなたんでGO」のタイトルを読み上げるときは「かなたんで~~~(ここでためるのがポイント!)……ご~~~っ♪(右手をいっぱいに上に突き上げて、かなちゃんのそのエンジェリックスマイルで飛び上がりながら)」てやらないとダメよ? スタッフの人に花びら持たせてあるから、飛び上がる瞬間に撒いてもらってね(笑)』
あーちゃん先輩……。
さすがのあーちゃん先輩の頼みでもそれは嫌です。
それと代わって欲しいと頼んだはずなのですが、もうタイトルまで決まって私の持ち番組みたいになってしまっているように感じるのは…。
……。
本当はあーちゃん先輩って、全部計算して動いてるんじゃないかと思うことがあるわ…。
(以下、佳奈多のセリフは『佳:』、葉留佳のセリフは『葉:』です)
佳:今日はゲストが無理矢――遊びに来てくれているわ。
佳:本当は呼びたくなかっ……
葉:お姉ちゃんヒドイーっ!!
葉:やはーーー!! みなさんこんにちはっ! ん? こんばんは?
葉:ええい! おはこんばんちわだーっ! これでどーだーっ!
葉:あなたも大好きみんな大好きスペシャルゲストのはるちんですヨっ!
葉:お姉ちゃんがどうしても私に出てほしー、って顔してたから心優しいはるち
プチ。
佳:けたたましいわ。
(ああああーっ!? お姉ちゃんがマイクの電源切ったーっ!)
佳:ホント、朝からテンションが高くて高くて高くて高くて困りものよ。
(ゲストのマイクの電源切るなんてオニか、悪魔かっ、それでもMCかーっ!)
佳:放課後なんて3分おきにラジオの話振ってくるのよ。まったく。
(お姉ちゃん、おねーちゃんっ! 電源っ、電源入れてよーっ!)
佳:CM後はいつものコーナーよ。ではCM。
(佳:葉留佳、あなたね、騒げばいいってモノじゃないの、ラジオは)
(佳:もう少し静かに出来ないの?)
(葉:うー…わかった)
(佳:約束できる?)
(葉:うん…)
(佳:なら次のコーナー、あなたにも参加してもらうから)
(葉:え? ホント? ホントにホント?)
(佳:本当)
(葉:うわーい、やったーっ!)
(スタッフ:CMあけまーす。5、4、…、…、…)
佳:それじゃ、いつものコーナーに入ろうかしら。
佳&葉:『かなちゃんのらぶり~アドバイス』
佳:リスナーの悩みをこの私、二木佳奈多が解決するコーナーよ。
葉:いやー毎回思ってたけど、お姉ちゃんのアドバイスめちゃくちゃだから、今回ははるちんがフォローしてあげますヨ。
佳:ハア? めちゃくちゃって何?
佳:私は的確にアドバイスしているだけだから。
葉:本当にそう思ってるのがお姉ちゃんのすごいところだよね……。
佳:では、1枚目のお悩み。
佳:ラジオネーム・巨乳さんから頂きました。ありがと。
葉:ありがとーっ!
『(・)(・)←おっぱい』
佳:あっそ。
葉:それよかお姉ちゃん、これよく読めましたネ…。
葉:おっぱいといえば、私のほうがお姉ちゃんより
佳:……。
葉:うあぁぁ~ん、お姉ちゃんがブッたーっ!!
佳:次。
佳:ラジオネーム・銃さんより頂きました。ありがと。
葉:いたた…はい、感謝ですヨっ!
『トライアングラーの耳コピが進みませんどうしたらいいでしょう』
佳:期末テストの勉強を進めなさい。
葉:ねーねー、お姉ちゃん、カラオケ行って一緒に、キ~ミは誰とキスする歌おうよ~っ。
佳:嫌よ。私それともあの娘なんか言ってる暇があるなら勉強しなさい。
葉:うわ…さすが風紀委員長…。
葉:なんでお姉ちゃん歌詞知ってんの?
佳:……次。
佳:ラジオネーム・校長先生さんより頂きました。え、校長先生?
『え~~~コホン。校長じゃ。ひとつ、聞きたいことがあっての。ワシがトイレに行って戻ったら校長室のドアノブがなくなっておった。今は居場所がないから校庭のベンチに座って過ごしておる。ドアノブがどこいったか知らんかの?』
佳:校長先生……。まさかイジメられてますか?
佳:いいでしょう、犯人を見つけ出し厳罰に処します。明日より風紀委が見回りを強化し再発防止に励みますのでご安心ください。
葉:お、お姉ちゃんコレ……もしかして前回……
佳:何? 前回がどうかしたの?
葉:あ、う、ううんっ、なんでもないデスヨ?
佳:…? 次いくわ。
佳:ラジオネーム・ナルティメットストームさんより頂きました。ありがと。
葉:耳かっぽして聞くのだーっ。
佳:それ言うならかっぽじって。
『佳奈多さん、いつも聴いてるってばよ!』 そ、ありがと。
『実は主人公やってるんだけど、こう…カッコイイ決め台詞が欲しいんだってばよ。なんかいい考えない?』
佳:そうね、アニメに強いイメージを与えるには決めゼリフがあった方がいいわ。
葉:言われてみると有名なアニメには印象的な決めゼリフありますネ。
佳:例えば日テレの土曜6時台なんて有名ね。
葉:あーあの、恋人と同棲することになったはいいけど、働きに行かずにテレビばかり見ている義父をコケにして、ことあるごとに麻酔銃を打ち込むアレですか。
佳:そう。
佳&葉:「「真実はいまひとつ!」」
佳:決まったわね。
葉:決まりましたネ!
佳:じゃあ、次いきましょうか。
葉:次、次~。
佳:ラジオネーム・匿名希望さんから頂きました。ありがと。
『自転車を急いで停めるときに限って鍵がガッていきます。これはやはり怨霊の仕業でしょうか』
葉:あ~あるあるっ! 自転車の鍵をかけるときに引っかかるんだよね~。けど怨霊って、ぷふふ~。
佳:間違いなく怨霊の仕業ね。
葉:な、なんだってーっ!?
佳:これは享保三年、平石某が自転車を発明して殿様に献上したのだけれど、自転車で参勤交代中に鍵がガッといったこで殿が激怒。罰に処せられたそうよ。それが事の始まりだと言われているわ。
葉:そ、そ、それホント……?
佳:もちろん冗談。
葉:な、なーんだ、やはは~。お姉ちゃんが冗談言うなんて珍しいね。やっぱりラジオだからファンサービス?
佳:…………。
葉:…………。
佳:…………。
葉:…………。
佳:~~~~
葉:ほ、ほっへひっはらないふぇ~~っ(ほっぺ引っぱらないで~~)
佳:つ、つ、次行くわ次っ。
葉:う~う~う~。
佳:ん、コホン。ラジオネーム・筋肉革命さんから頂きました。ありがと。
佳:葉留佳、これ見て。
葉:どうしたの、お姉……うっわ、汚い字っ。
佳:次、いく?
葉:次いこ、次。
佳:そうね、次。
佳:ラジオネーム・女の子じゃないんだからねさんから頂きました。ありがと。
葉:女の子じゃないんだからねさんー、ありがと~っ!
『佳奈多さん、聞いてよっ』 聞いてるわ。
『この前の昼休みに真…じゃなくてルームメイトの携帯の画面がチラッと見えちゃったんだけど……。待ち受けが……待ち受けが……僕の画像だったんだよね……。僕、どうしたらいいかな…?』
葉:えええええーっ!? 真人くんの待ち受け、理樹くんなんだっ!?
佳:真人…ああ、井ノ原ね。筋肉質な奴にはそういうのが多いって聞くけど本当のようね。
葉:うあー…引くね、こりゃ。
佳:誰もいないところで携帯開いて悦に浸ってるに違いないわ。
葉:そういうお姉ちゃんだって、生徒手帳の裏に…
佳:あーーあーーあーーあーーあーーっ!!!
葉:わわっ、ちょっ、お姉
プチッ。
(あぁぁーっマイクの電源切ったーっ!!)
佳:はぁはぁはぁ…。
佳:コホン。
佳:井ノ原の携帯をへし折りなさい。
(おねーちゃん、ずるーい、ずーるーいーっ! 電源入れてよーっ!)
佳:そろそろお時間が来てしまったようだわ。
(うそっ!? あ、お姉ちゃん、もう変なこと言わないから)
佳:では、また来週。
(あああーっっっ!?)